デジタル大辞泉
「雪合戦」の意味・読み・例文・類語
ゆき‐がっせん【雪合戦】
二手に分かれて、こぶし大にかためた雪を投げ合う遊び。雪投げ。雪打ち。《季 冬》「―わざと転ぶも恋ならめ/虚子」
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ゆき‐がっせん【雪合戦】
- 〘 名詞 〙 雪を丸く固めて投げ合うこと。また、その遊び。雪打ち。雪投げ。《 季語・冬 》
- [初出の実例]「雪合戦(ユキガッセン)は何処にても雪降る国の児童の遊戯なるが」(出典:風俗画報‐一八四号(1899)雪中の遊戯)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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雪合戦
ゆきがっせん
雪の降り積もったあと、雪を投げ合う遊び。敵味方に分かれて雪の玉をぶっつけ合うだけであるが、玉つくりをする者と投げて戦う者など受け持ちを分けたり、雪の玉を固めやすくするために一晩凍らせておいて使うなどのくふうもされている。鎌倉時代末ごろにすでにみられる遊びで、江戸時代以降には、「雪打ち」「雪ぶち」「雪つぶて」などといって、俳諧(はいかい)などに盛んに詠まれ、降雪後の代表的景物となった。
[高野 修]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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