雪餠草(読み)ゆきもちそう

精選版 日本国語大辞典 「雪餠草」の意味・読み・例文・類語

ゆきもち‐そう‥サウ【雪餠草】

  1. 〘 名詞 〙 サトイモ科の多年草。中部以西の本州四国の樹陰に生える。高さ三〇センチメートルぐらい。地中にある扁球形の塊茎から二葉を出す。葉は鳥足状複葉で三~五枚の小葉からなり、各小葉は卵状長楕円形で縁に鋸歯(きょし)がある。雌雄異株初夏、紫褐色の仏焔苞をもつ肉穂花序を出す。花序先端は球状にふくれて白色となる。かんきそう。〔増補地錦抄(1710)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む