雲浄(読み)うんじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雲浄」の解説

雲浄 うんじょう

?-? 「今昔物語集」にみえる僧。
つねに法華経読誦(どくじゅ)。熊野参詣途中,志摩(三重県)の洞窟(どうくつ)でとまった夜,大蛇があらわれ,のみこまれそうになるが,法華経をとなえて去らせる。あとで大蛇が人の姿となって出現。法華経をきいて善心が生まれた,といってきえたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android