雲際寺(読み)うんさいじ

日本歴史地名大系 「雲際寺」の解説

雲際寺
うんさいじ

[現在地名]衣川村下衣川

張山はりやま丘陵にある。妙好山と号し、曹洞宗。本尊不動明王。もと天台宗で牛梅際ばいさい寺と号したと伝える。文治三年(一一八七)奥州に下った源義経の北の方は信心深く、従者民部卿と仏教に帰依した。民部卿はやがて梅際寺住持となって頼念と号し、中興開山となり山号を妙好山と改めた。同五年平泉たか舘が落城し、義経・北の方が自害したので、頼念はその菩提を弔うため当寺に位牌を安置して朝夕回向に励んだという。位牌には次のように刻まれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む