電子スペクトル(読み)デンシスペクトル

化学辞典 第2版 「電子スペクトル」の解説

電子スペクトル
デンシスペクトル
electronic spectrum

原子または分子内電子の励起によって生じるスペクトルをいう.分子の内部エネルギーには回転状態,振動状態,電子状態のエネルギーなどがあるが,これらの状態は量子化されていて,基底状態励起状態のエネルギー間隔は上の順に大きくなる.これらの状態の励起によって,回転スペクトルはマイクロ波領域振動スペクトルは赤外領域,電子スペクトルは可視・紫外の領域に観測される.電子数の少ない原子,分子またはイオンの電子スペクトルは,しばしば線スペクトルになる.しかし,一般の分子の電子スペクトルは帯状をなす.これを電子帯スペクトルという.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む