すべて 

電気クラゲ(読み)でんきくらげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「電気クラゲ」の意味・わかりやすい解説

電気クラゲ
でんきくらげ

腔腸(こうちょう)動物門ヒドロ虫綱管(くだ)クラゲ目に属するカツオノエボシの俗称。このクラゲは日本の黒潮域の沿岸夏季しばしば現れるが、人がこれに触れるとその刺胞毒のために強い痛みを感ずる。一瞬感電したときのような痛さのため、この名がつけられたものと思われる。しかし、日本で強い刺胞毒をもつクラゲはこの種類だけではなく、キタカギノテクラゲ、アンドンクラゲなど数種がある。

[山田真弓]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む