日本大百科全書(ニッポニカ) 「電気クラゲ」の意味・わかりやすい解説 電気クラゲでんきくらげ 腔腸(こうちょう)動物門ヒドロ虫綱管(くだ)クラゲ目に属するカツオノエボシの俗称。このクラゲは日本の黒潮域の沿岸に夏季しばしば現れるが、人がこれに触れるとその刺胞毒のために強い痛みを感ずる。一瞬感電したときのような痛さのため、この名がつけられたものと思われる。しかし、日本で強い刺胞毒をもつクラゲはこの種類だけではなく、キタカギノテクラゲ、アンドンクラゲなど数種がある。[山田真弓][参照項目] | カツオノエボシ | 毒クラゲ カツオノエボシ(生態) カツオノエボシの形態(生態) アンドンクラゲ(生態) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例