発泡スチロール(読み)ハッポウスチロール

デジタル大辞泉 「発泡スチロール」の意味・読み・例文・類語

はっぽう‐スチロール〔ハツパウ‐〕【発泡スチロール】

ポリスチレン樹脂溶剤を含ませ、成形時に揮発によって発泡させたもの。断熱材・包装材などに使用
[類語]プラスチックスチレンウレタンポリエチレンセルロイドセロハンビニール

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精選版 日本国語大辞典 「発泡スチロール」の意味・読み・例文・類語

はっぽう‐スチロールハッパウ‥【発泡スチロール】

  1. 〘 名詞 〙 ( スチロールは[ドイツ語] Styrol ) 「はっぽうスチレンじゅし(発泡━樹脂)」の俗称。
    1. [初出の実例]「蓋をとると、発泡スチロールにかこまれて五つの罐詰がおさまっていた」(出典:鍵孔のない扉(1969)〈鮎川哲也〉六)

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改訂新版 世界大百科事典 「発泡スチロール」の意味・わかりやすい解説

発泡スチロール (はっぽうスチロール)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「発泡スチロール」の意味・わかりやすい解説

発泡スチロール
はっぽうすちろーる

ポリスチレン

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世界大百科事典(旧版)内の発泡スチロールの言及

【ポリスチレン】より


[性質・用途]
 ポリスチレンは硬く,透明性にすぐれ,電気特性もよく,しかも大量生産に支えられて安いため,台所用品,文具,家具などの日用品,自動車用の大型成形品,テレビキャビネットなどの電化製品など,あらゆるところで用いられている。また,樹脂にブタン,ペンタン,ヘキサンなどの発泡剤を配合し,加熱発泡させた発泡ポリスチレン(発泡スチロールともいう)も,断熱材,緩衝材,畳などとして広い用途をもつ。木材代替として用いられる低発泡品から,機械や電化製品などの包装用緩衝材として用いられる高発泡品まで多岐にわたり,低発泡シートは合成紙(ポリスチレンペーパー)としても用いられる。…

※「発泡スチロール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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