電流の熱作用(読み)でんりゅうのねつさよう(その他表記)heat effect of electric current

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電流の熱作用」の意味・わかりやすい解説

電流の熱作用
でんりゅうのねつさよう
heat effect of electric current

物質中を電流が流れることにより,熱を発生したり吸収したりする現象をいう。抵抗に流れる電流により発生するジュール熱温度が一様でない系を流れるとき発熱または吸熱が起るトムソン効果,2つの金属継ぎ目に電流が流れるとき熱の吸収および発生が起るペルチエ効果などがある。逆に熱により電流を生じるゼーベック効果 (熱起電力 ) もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む