ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電流の熱作用」の意味・わかりやすい解説 電流の熱作用でんりゅうのねつさようheat effect of electric current 物質中を電流が流れることにより,熱を発生したり吸収したりする現象をいう。抵抗に流れる電流により発生するジュール熱,温度が一様でない系を流れるとき発熱または吸熱が起るトムソン効果,2つの金属の継ぎ目に電流が流れるとき熱の吸収および発生が起るペルチエ効果などがある。逆に熱により電流を生じるゼーベック効果 (熱起電力 ) もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by