電王戦(読み)でんおうせん

共同通信ニュース用語解説 「電王戦」の解説

電王戦

日本将棋連盟動画配信サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴ主催。プロ棋士コンピューターソフトによる対抗戦で、初回は2012年に引退棋士の故米長邦雄よねなが・くにお永世棋聖が敗れた。13年から3年間は5対5の団体戦となり、15年の大会でプロ棋士が初めて勝ち越した。16年から再び、個人戦となった。ルールでは、事前に棋士が対戦するソフトで練習でき、もし欠点が見つかっても開発者は修正できない。

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知恵蔵mini 「電王戦」の解説

電王戦

株式会社ドワンゴの主催によるプロ棋士対コンピューターの将棋棋戦名称将棋電王戦ともいわれる。第1回は2012年1月に行われ、米長邦雄永世棋聖ら5人と、世界コンピューター将棋選手権で1~5位となった5ソフトが対局し、現役を引退していた米長永世棋聖以外のプロ棋士が全勝した。第2回はプロ棋士5人対5ソフト との対局となることが発表され、13年3月、阿部光瑠四段とコンピューター将棋「習甦」が対局し、阿部プロが勝利した。

(2013-3-26 電王戦)

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デジタル大辞泉プラス 「電王戦」の解説

電王戦

人間の棋士とコンピューターが対局する将棋の棋戦。日本将棋連盟、株式会社ドワンゴ、中央公論新社が主催。第1回は2012年に開催され、米長邦雄永世棋聖と伊藤英紀開発による将棋対局ソフト「ボンクラーズ」が対戦、将棋ソフトが勝利した。第2回以降は、5人のプロ棋士と5種の将棋ソフトによる団体戦形式となっている。

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