需要関数(読み)じゅようかんすう

大辞林 第三版の解説

じゅようかんすう【需要関数】

消費者がどの価格のときにどれだけの数量の財を購入するかというスケジュールを表す関数。企業が生産要素を購入するときは要素需要関数と呼ぶ。またある財に対する各個人の需要を合計したものを市場需要関数ないし社会的需要関数と呼ぶ。 → 需要曲線

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅようかんすう【需要関数 demand function】

市場条件の変化に対応して買手の計画する需要量がどのように変化するかを関数の形に書き表したもの。個別主体の個別需要関数と,市場に集計量として現れる市場需要関数とに区別されるが,一般にxiを第i財の需要量,pjを第j財の価格とするとき,需要関数はxiDi(p1,p2,……,pj,……,pn)と表される。ただし,nは関連するすべての財の種類の数である。そのうちxiに最も大きな影響を及ぼすのは,それ自身の価格piであるが,第i財と代替的関係にある財の価格が上昇すればxiは増加し,第i財と補完的関係にある財の価格が上昇すればxiは減少する。

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精選版 日本国語大辞典の解説

じゅよう‐かんすう ジュエウクヮンスウ【需要関数】

〘名〙 あるに対する需要量と価格との関係を示す関数。一般に価格が上がれば需要量は減少し、価格が下がれば需要量は増加するが、財によっては逆になることもある。

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世界大百科事典内の需要関数の言及

【一般均衡理論】より

…彼はその所得と価格のもとで効用を最大にするように各生産物とサービス(彼の余暇を含む)の需要量を決定するものと仮定すれば,その最適解は諸価格と所得に依存して決定される。この対応関係は各財について一つずつ定まるが,それが彼の需要関数を与えることになる。市場の需要関数は,それを個人について合計することによって得られる。…

※「需要関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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