震声(読み)ふるえごえ

精選版 日本国語大辞典 「震声」の意味・読み・例文・類語

ふるえ‐ごえふるへごゑ【震声】

  1. 〘 名詞 〙 寒さや恐怖のためにふるえながら言う声。また、節をつけて、わざとふるわせて言う声。ふるい声。
    1. [初出の実例]「かたひぢいかってやッしッしッと、ふるへ声(ゴヘ)してお門に立しを」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)四)

ふるい‐ごえふるひごゑ【震声】

  1. 〘 名詞 〙ふるえごえ(震声)
    1. [初出の実例]「Furuigoye(フルイゴエ)」(出典:日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「震声」の読み・字形・画数・意味

【震声】しんせい

雷の声。

字通「震」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android