日本歴史地名大系 「霊源寺」の解説 霊源寺れいげんじ 京都市:北区西賀茂村霊源寺[現在地名]北区西賀茂今原町清涼山と号し、臨済系の単立寺院。本尊釈迦如来。「雍州府志」に「在正伝寺北、為禅刹、後水尾院之本願而仏頂国師一糸文守為開祖、後水尾院之勅額有霊源寺之三字」とあり、寛永一三年(一六三六)後水尾上皇の勅願により仏頂国師一糸文守の開創になる。当初霊源庵と称したが、寛文六年(一六六六)上皇から「清涼山」の山号とともに「霊源寺」の勅額を賜り寺号となした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by