霊社(読み)レイシャ

デジタル大辞泉 「霊社」の意味・読み・例文・類語

れい‐しゃ【霊社】

霊験のあらたかな神社
先祖の霊を祭る社。霊廟れいびょう
神道卜部うらべ家で、生前に授けるおくりなの下に添える語。

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精選版 日本国語大辞典 「霊社」の意味・読み・例文・類語

れい‐しゃ【霊社】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 霊験のあらたかな社。
    1. [初出の実例]「両所之霊社故、有数日之忌禁歟」(出典玉葉和歌集‐承安二年(1172)七月七日)
  3. 先祖の霊をまつる社。みたまや。霊廟(れいびょう)
    1. [初出の実例]「霊社を建さる家には、床に神体を安置するもあり」(出典:吉祭次第‐祭祀事)
  4. 神道卜部(うらべ)家で、生人に授けるおくり名の下に添える語。
    1. [初出の実例]「於卜部家、死人贈社号、生人賜霊社号」(出典:瓊矛拾遺(1698‐70)下)

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