霞割(読み)かすみわり

精選版 日本国語大辞典 「霞割」の意味・読み・例文・類語

かすみ‐わり【霞割】

  1. 〘 名詞 〙 権力範囲の区分をいう。
  2. (イ) 修験者の先達職が支配する地方の区分。霞場、檀那場ともいう。
  3. (ロ) 検校が、地方の盲人を支配する区分。三か村を一組とした。
  4. (ハ) 茸狩り、川狩りなどで、獲物を発見した者が、その所在場所を領分とすること。なわばりの土地

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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