精選版 日本国語大辞典 「霞板」の意味・読み・例文・類語 かすみ‐いた【霞板】 〘 名詞 〙① 歌舞伎の舞台装置の一つ。霞を横筋状に描いた背景の板で、ここに太陽や月を運行させる。[初出の実例]「明六つの鐘。日の出、東の方の霞板へ出る」(出典:歌舞伎・絵本合法衢(1810)六幕)② 盆画を作る道具で、先を三味線の撥(ばち)のように開いて薄くした笏(しゃく)状の板。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例