霞石閃長岩(読み)かすみいしせんちょうがん

岩石学辞典 「霞石閃長岩」の解説

霞石閃長岩

① eleolite-syenite: ネフェリン閃長岩と同義.不純物あるいは変質して暗色となったネフェリンをエレオライト(elaeolite)といい,油状やグリース状光沢が見える.間違った使用であるが,粗粒で大きなワックス状のネフェリンの大きな結晶を含む岩石に限定して用いることがある[Blum : 1861, Rosenbusch : 1878].
② nepheline-syenite: 粗粒で優白質な顕晶質の火成岩で,粒状または准粗面状(trachytoid)の組織を示す岩石の一般的な名称.主としてアルカリ長石とネフェリンからなり,少量のマフィック鉱物が含まれる.マフィック鉱物は一般にアルカリ角閃石またはアルカリ輝石,または両方を含む.ネフェリンは5%以上で平均20%くらい含まれる.ネフェリン以外の准長石が含まれることがある.化学組成が響岩に相当する深成岩である[Rosenbusch : 1878].

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関連語 青木

最新 地学事典 「霞石閃長岩」の解説

かすみいしせんちょうがん
霞石閃長岩

nepheline syenite

アルカリ長石・かすみ石を主成分とした完晶質粗粒の深成岩。有色鉱物としてリーベック閃石・アルベゾン閃石・バーケビ閃石などの角閃石やエジリンなどの輝石を含む。アルカリ有色鉱物を特徴とするものをフォヤアイトとも。R.Blum(1861)命名。IUGSの分類では準長石閃長岩の一種。

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