青木元五郎(読み)アオキ モトゴロウ

20世紀日本人名事典 「青木元五郎」の解説

青木 元五郎
アオキ モトゴロウ

明治・大正期の土木技師



生年
安政2年9月9日(1855年)

没年
昭和7(1932)年10月7日

出生地
江戸・日本橋

学歴〔年〕
東京大学理学部〔明治13年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔大正4年〕

経歴
青木三右衛門の長男に生まれる。明治13年内務省に入省し、神奈川県土木課に勤務。17年島根県御用掛、23年内務4等技師などを務め、29年第6区土木監督署長。38年内務技師として大阪土木出張所に勤務。のち欧米に留学名古屋仙台などの土木出張所所長を経て、大正2年大阪土木出張所所長となる。14年〜昭和3年兵庫県港湾調査顧問となり主に内務省関係の治水事業に貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青木元五郎」の解説

青木元五郎 あおき-もとごろう

1855-1932 明治-大正時代官吏
安政2年9月9日生まれ。明治13年内務省にはいり,神奈川県土木課に勤務。島根県技師,内務技師などをつとめ,欧米留学後,名古屋,大阪などの土木出張所長。おもに治水事業にたずさわる。昭和7年10月7日死去。78歳。江戸出身。東京大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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