デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青木弘安」の解説 青木弘安 あおき-こうあん 1799-1856 江戸時代後期の儒者。寛政11年生まれ。京都でまなび,天保(てんぽう)2年越後(えちご)(新潟県)に帰郷し塾をひらいた。のち新発田(しばた)藩主につかえ,経典を講じる。天保の飢饉(ききん)には私財を投じ,貧者を救済した。安政3年11月6日死去。58歳。名は恭理。字(あざな)は子紀。通称は三之丞。著作に「家政記」「聖訓語類」「防淫篇防殺篇」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例