青木正博(読み)アオキ マサヒロ

20世紀日本人名事典 「青木正博」の解説

青木 正博
アオキ マサヒロ

昭和期の医師,自然保護運動家 青木産婦人科病院長;長野県自然保護の会会長;日本星空を守る会会長。



生年
大正9(1920)年1月20日

没年
昭和59(1984)年7月29日

出身地
長野県

学歴〔年〕
東北大学医学部卒

経歴
諏訪市で病院を開業する傍ら自然保護と天文の分野で活躍。昭和40年代初め、長野県の有料道路ビーナスラインの開設反対運動に取り組み、ルートの一部を変更させるなどした。新田次郎小説「霧の子孫たち」、杉山義法の戯曲「星降る里」のモデル。青木天文台所有者。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青木正博」の解説

青木正博 あおき-まさひろ

1920-1984 昭和時代後期の医師,自然保護運動家。
大正9年1月20日生まれ。長野県諏訪市で産婦人科病院を開業するかたわら,富士見町に天体観測所を設置。昭和43年から霧ケ峰(きりがみね)有料道路などビーナスライン建設反対運動をすすめ,ルートの一部変更を実現した。46年長野県自然保護の会会長。47年日本星空を守る会会長。昭和59年7月29日死去。64歳。長野県出身。東北帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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