青目寺(読み)しようもくじ

日本歴史地名大系 「青目寺」の解説

青目寺
しようもくじ

[現在地名]府中市本山町

亀(かめ)ヶ岳中腹の中谷(なかたに)イワヤにあり、真言宗御室派、山号岩谷山(巌屋山)、本尊十一面観音、もと栄明(えいみよう)寺末。寺伝によると亀ヶ岳の山頂、七(なな)ッ池周辺(字銭(ぜに)ガタオ・字火呑(ひのみ)ヲク)に讃岐屋島(やしま)寺の青目が弘仁四年(八一三)天台宗の寺院として創建、延喜年間(九〇一―九二三)山上に一二の堂塔伽藍が建立されたという。天慶七年(九四四)火災に遭い、諸伽藍を一時に失ったという(福山志料)。建仁年間(一二〇一―〇四)備後の杉原氏が現在地に再建、焼失を免れた仏像を集めて祀ったといい、南北朝期には南朝方として活躍したとも伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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