青石村(読み)あおいしむら

日本歴史地名大系 「青石村」の解説

青石村
あおいしむら

[現在地名]三春町青石

実沢さねざわ村の北、富沢とみざわ村の東、郡境に接し、実沢・富沢の村境に沿ってうつし川が東から北へ流下する。近世領主変遷は会津領から寛永二〇年(一六四三)幕府領白河藩預、正保二年(一六四五)以降三春藩領。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では高四三石余で、某権六の知行地。加藤明利入封の寛永四年の田村郡高目録之写(船引町史)も同高。秋田氏入封の正保二年の在々屋敷数家数并人数(三春町史)では屋敷数二・家数名子ともに一三、人数二五(男一四・女一一)。万治二年(一六五九)の村高覚(福島県史)の本田高四三石余。慶応二年(一八六六)の北郷村々本高田畑并庄屋組頭給分(三春町史)によれば、寛文七年(一六六七)縄引の検地竿六尺五寸、本田反別田方二町五反余・畑方三町五反余・新開田畑合計一町余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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