青葉の簾(読み)あおばのすだれ

精選版 日本国語大辞典 「青葉の簾」の意味・読み・例文・類語

あおば【青葉】 の 簾(すだれ)

  1. 中古、陰暦四月一日に、宮中更衣(ころもがえ)儀式を行なった時、御殿の南のすみにある二本の柳にかけたすだれ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「青葉のすだれと云句あらは扇給可付也。大内に四月一日に青葉のすだれをかけらるるがために植おかる。柳の青木立の躰寄合也」(出典:梵燈庵主袖下集(1384か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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