デジタル大辞泉プラス 「静岡張子」の解説 静岡張子 静岡県静岡市の杉本家(澤屋、ダルマ屋とも)が生産していた郷土玩具。安政年間の創始。当初は張子面など約200種もの型があったが、昭和時代の静岡大火、静岡大空襲により大半の木型を焼失。作り直された木型のうち2匹の鯛が向かい合う姿の「祝い鯛」は初代から続くモチーフで、他県には見られないもの。2014年、4代目の杉本栄司氏の死亡により廃絶。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報