ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「非武装都市」の意味・わかりやすい解説 非武装都市ひぶそうとしopen city 無防備都市とも呼ばれる。敵軍の占領の危機にさらされた際,その破壊攻撃を避けるため,抵抗の意志がないことを宣言した都市のこと。ハーグ陸戦規則などで,国際法上の保護を受ける。第2次世界大戦中の例としては,世界的文化財の保護や宗教上の理由から,交戦意図を放棄したローマが有名である。 1941年 12月 27日,マニラもアメリカ軍の D.マッカーサー総司令官により非武装都市が宣言された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by