ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「非特異的免疫療法」の意味・わかりやすい解説 非特異的免疫療法ひとくいてきめんえきりょうほう 癌に対する治療法の一つ。ある種の細菌やカビ,キノコなどから精製される物質を注射や経口剤として投与する。これらの物質は,体内の抗腫瘍免疫をつかさどるマクロファージやリンパ球を広く刺激するもので免疫賦活剤と呼ばれている。主なものとして溶連菌からつくられる OK-432 (ピシバニール) ,サルノコシカケから抽出された PSK (クレスチン) ,シイタケより精製されたレンチナンなどがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by