面汚(読み)つらよごし

精選版 日本国語大辞典 「面汚」の意味・読み・例文・類語

つら‐よごし【面汚】

〘名〙 世間に対して体面を失うこと。名誉を傷つけること。面目をけがすこと。恥さらし。多く、その一人原因で家とか同族とかの面目を失う場合に用いる。
※俳諧・俳諧百人一句難波色紙(1682)「煤はきや一門の中のつらよこし〈西鬼〉」

おもて‐よごし【面汚】

〘名〙 体面を傷つけること。面目をなくすこと。不名誉。つらよごし。
※車屋本謡曲・春栄(1435頃)「現在の弟をみ捨てたる不覚の仁なれば、兄といはんもおもてよごしと思ひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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