面無さ(読み)おもなさ

精選版 日本国語大辞典 「面無さ」の意味・読み・例文・類語

おもな‐さ【面無さ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形容詞「おもなし」の語幹接尾語「さ」の付いたもの )
  2. 恥知らずなこと。また、その度合
    1. [初出の実例]「今より後のおもなさは、ただ馴れに馴れすぎ、ひたおもてならむもやすしかしと」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一月二二日)
  3. 面目ないこと。また、その度合。
    1. [初出の実例]「さればはじめより聞えしらし、事の整はざるときは、悲しみ却(かへって)ふかからんかとおもひしゆゑ、いはでしられし面(オモ)なさよ」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む