革堂西町(読み)こうどうにしちよう

日本歴史地名大系 「革堂西町」の解説

革堂西町
こうどうにしちよう

上京区油小路通一条上ル二丁目

油小路通を挟む両側町。もと革堂行願こうどうぎようがん寺境内の西部にあたり(中古京師内外地図)、寛永一四年(一六三七)洛中絵図に「革堂西町」とある。町の西側に和泉式部が尼となって居住したと伝える誠心じようしん院があったが、応仁の乱で焼失、天正年中(一五七三―九二)誓願せいがん寺とともに京極六角きようごくろつかく(現中京区)東南に移転した(中京区の→誠心院

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む