鞍掛村(読み)くらかけむら

日本歴史地名大系 「鞍掛村」の解説

鞍掛村
くらかけむら

[現在地名]植木町鞍掛

西山にしやま村の南東、東は一木ひとつぎ村、南は舞尾もうの村・滴水たりみず村・後古閑うしろこが村に接する。四方を迫で取囲まれ、南端高瀬たかせ往還が通る。慶長九年(一六〇四)九月の検地帳では田二四町三反六畝・畠三四町一反五畝・屋敷一町八反余、分米五三九石五斗余、名請人延数は四二人で、監物舎人・主水・宮内・左京・民部・大炊・内膳・主馬など中世的名乗をもつ者が多く、長生院神主の名もみえる。


鞍掛村
くらかけむら

[現在地名]仁多町三沢みざわ

堅田かたた村の北西に位置し、阿井あい川支流の狭い河岸段丘上に立地する。正保国絵図に村名がみえる。慶安三年(一六五〇)の検地帳の表紙に「三沢之内」と記され、田高二四六石余・反別一八町九反余、畑高六一石余・反別九町九反余、屋敷数一九(うち庄屋・役人等合せて引方五)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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