鞠躬(読み)きっきゅう

精選版 日本国語大辞典 「鞠躬」の意味・読み・例文・類語

きっ‐きゅうキク‥【鞠躬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鞠」は、身をかがめる意 )
  2. 身をかがめおそれつつしむこと。
    1. [初出の実例]「斂衽鞠躬焉、謹摭其要、以繋之辞」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)一一・至徳開山像賛)
    2. [その他の文献]〔史記‐韓長孺伝賛〕
  3. 一生懸命つとめに励むこと。
    1. [初出の実例]「鞠躬して公家の急に当る」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鞠躬」の読み・字形・画数・意味

【鞠躬】きくきゆう

身をかがめてつつしむ。〔儀礼聘礼〕圭(けい)を執りて門に入るに、鞠躬焉として、之れを失はんことをるるが如くす。

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