韓亭(読み)からとまり

日本歴史地名大系 「韓亭」の解説

韓亭
からとまり

奈良時代からみえる湊。糸島いとしま半島の東の突端部にあたる。対外航路の重要地で、内外の外交使節が停泊する施設があったことからこの名が付いたと推測される。天平八年度の遣新羅使朝鮮半島に渡る途上、「筑前国の志麻郡の韓亭に到りて船泊てて三日を経たり」と韓亭で風待をした際の歌、「韓亭能許の浦波立たぬ日はあれども家に恋ひぬ日は無し」など六首が「万葉集」巻一五に収められている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む