韓国のスパイでっち上げ

共同通信ニュース用語解説 「韓国のスパイでっち上げ」の解説

韓国のスパイでっち上げ

韓国では1970~80年代に在日韓国人や北朝鮮に拉致されその後帰還した漁船員、民主化運動家らが「北朝鮮スパイ」として次々摘発され死刑を含む重罪判決が続出した。しかし近年再審で、公安機関が拷問で事件のでっち上げを繰り返していたことが発覚。民主化要求を押さえつけたい政権の下で、捜査官らが「成果競争」を繰り広げたとみられる。文在寅ムン・ジェイン大統領は6月、在日韓国人の被害について謝罪。韓国政府は、捏造ねつぞうや拷問を行った元捜査員に授与された勲章を取り消し、捜査員の実名公開を検討している。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android