日本歴史地名大系 「韮神山」の解説 韮神山にらがみやま 宮城県:柴田郡村田町沼辺村韮神山[現在地名]村田町沼辺沼辺(ぬまべ)の南東、柴田町船迫(ふなばさま)に近い白石(しろいし)川左岸にそびえる岩山。標高九四メートル。白石川沿いに通る旧奥州街道に立ちはだかる形で、対岸柴田町船岡の四保(ふなおかのしほ)山(一三六メートル)と対応して、同川の狭窄部をつくり出し、天然の要害ともなっていた。「観蹟聞老志」は、山上に韮が多く自生し、里人はこれを山神の霊と称し、山名もこれによるとする。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by