音の感覚(読み)おとのかんかく(その他表記)perception of sound

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「音の感覚」の意味・わかりやすい解説

音の感覚
おとのかんかく
perception of sound

耳の場合,耳朶 (みみたぶ) は集音効果によって方向を知るのに役立っており,外耳道は共鳴効果をもつ。音波によって振動した鼓膜は,耳小骨を振動させて,内耳の液体振動を励起する。内耳の蝸牛のリンパ液の波動は,電位変動を起して蝸牛神経末端を刺激し,ここで振動エネルギーを神経興奮に変える。蝸牛神経は,これを聴覚中枢に伝えて音の感覚となる。魚類では,側線が音を媒質である水の圧力変化として感じる。昆虫などでは体の各部分に感覚毛をそなえた聴覚器がある。

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