耳朶(読み)みみたぶ

デジタル大辞泉の解説

じ‐だ【耳×朶】

みみたぶ。
みみ。
「糸の音が再び落ちつきかけた―に響く」〈漱石・幻影の盾〉

みみ‐たぶ【耳×朶/耳×埵】

[名・形動]
耳の下に垂れ下がったやわらかな部分。じだ。みみたぼ。みみたび。
1の厚いのを福相とする俗説から》福運があること。また、そのさま。
「ちっと―な当りがあるから」〈逍遥当世書生気質

みみ‐たぼ【耳×朶/耳×埵】

みみたぶ」の音変化。
「―が火の如くかっと真紅(まっか)になり」〈円朝怪談牡丹灯籠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の耳朶の言及

【耳】より

…クジラ類のこのような特殊な耳の構造が何を意味するのか十分明らかになっていない。また哺乳類では,音の通路である外耳道よりさらに外側に,軟骨性骨格をもつ複雑な形の耳介(耳翼(じよく),耳殻(みみがら),耳朶(じだ)ともいう)が発達し,集音装置として機能する。哺乳類の多くはいくつかの耳介筋によって耳介の向きを変えることができるが,霊長類のようにふつう動かすことのできないグループも少なくない。…

※「耳朶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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