音木(読み)おとき

精選版 日本国語大辞典 「音木」の意味・読み・例文・類語

おと‐き【音木】

〘名〙 矢を射放すとき弦音がよく響く弓。→音金(おとがね)
※奉公覚悟之事(15C中‐後)「をと木とはいふまじ。手おとよき弓と云べしと也」

おん‐ぎ【音木】

〘名〙 仏具一つ拍子木に似て読経のとき、句読に合わせて打ち鳴らし、読経の調声に使うもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android