音響基盤(読み)おんきょうきばん

最新 地学事典 「音響基盤」の解説

おんきょうきばん
音響基盤

acoustic basement

音波探査記録の解析において,反射の強い面は黒く,反射波の検知されない部分は白く現れるので,前者を音響的不透明層(acoustically opaque layer),後者を音響的透明層(acoustically transparent layer)と呼ぶ。そのうち広域にわたり連続して識別できる最も下位の反射面を音響基盤という。したがって,音響基盤以下からの反射は認められないか,あっても微弱,ないしは不連続。seismic basementとも。大洋底での音響基盤は,一般に起伏の激しい反射面であり,海洋地殻での第2層,つまり玄武岩の上面に相当する。石油探査を目的とした震探層序学では,基盤を表すものとしてeconomic basementが使われることがある。これは,貯留岩直下の岩体。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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