順因寺(読み)じゆんいんじ

日本歴史地名大系 「順因寺」の解説

順因寺
じゆんいんじ

[現在地名]熊本市坪井五丁目

近世は新坪井寺原しんつぼいてらばる町の東側中央、坪井川が東に紆曲した部分にあった。現在は流れが真っすぐになったため、壺川こせん一丁目となっているもとの寺原と切離され、坪井の方に属し、新川しんかわ橋の東にあたる。今井山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。「国誌」によれば、豊前小倉浄喜こくらじようき寺の住持で三〇〇石を賜っていた権大僧都良慶が、隠居後寛永一〇年(一六三三)肥後に来て、細川忠興懇志厚く八代城下なが丁に浄喜寺を建て三七〇石を賜った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む