須弥山遺跡(読み)しゆみせんいせき

日本歴史地名大系 「須弥山遺跡」の解説

須弥山遺跡
しゆみせんいせき

[現在地名]明日香村大字飛鳥小字石神

甘樫(あまかし)丘の東方、飛鳥集落の北方にある。明治三五年(一九〇二)六月(一説に同三六年六月という)二基の石造物が出土した。一つは男女が抱合って、杯を捧げる姿を彫刻したもので、その二人の口から小孔がうがたれ、途中で合流して体内を貫通し脚部にまで至っている。他の一つは三個の石を積重ね、表面に山皴を彫刻したもので、その内部はくり抜いて空洞となし、それより外に向かって小孔をうがち、内部の空所に水を満たせばその小孔より噴出するようになっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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