須田板村(読み)すだいたむら

日本歴史地名大系 「須田板村」の解説

須田板村
すだいたむら

[現在地名]上山市須田板

牧野まぎの村の東方に続き、北は原口はらぐち村。地内から縄文中期の土器石匙石鏃などが出土する。大檀おおだん板碑は明応五年(一四九六)、須田板墓地の阿弥陀板碑は元亀四年(一五七三)の紀年銘がある。正保郷帳では田方一三七石余・畑方一一九石余。元禄一一年(一六九八)の村明細帳(三浦文庫)では高二六〇石余、うち新田三石余、反別は田八町四反余・畑一六町二反余で、銭一一二文・薪四一駄・炭一五俵が課された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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