須藤鐘一(読み)スドウ ショウイチ

20世紀日本人名事典 「須藤鐘一」の解説

須藤 鐘一
スドウ ショウイチ

大正・昭和期の小説家



生年
明治19(1886)年2月1日

没年
昭和31(1956)年3月9日

出生地
島根県能義郡比田村(現・広瀬町)

本名
須藤 荘一

学歴〔年〕
早稲田大学英文科〔明治43年〕卒

経歴
報知新聞記者から大正2年博文館に入り「淑女画報」の編集主任を勤める。そのかたわら自らも創作をし、7年「白鼠を飼ふ」を発表。8年「傷める花片」を刊行した。他の著書に「愛憎」「勝敗」「人間哀史」などのほか、句集「春待」など多くの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「須藤鐘一」の解説

須藤鐘一 すどう-しょういち

1886-1956 大正-昭和時代の小説家。
明治19年2月1日生まれ。博文館の「淑女画報」の編集主任をながくつとめる。大正7年「白鼠を飼ふ」で文壇登場。また「文芸道」を主宰した。昭和31年3月9日死去。70歳。島根県出身。早大卒。本名は荘一。作品に「傷める花片」「愛憎」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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