須賀津村(読み)すかづむら

日本歴史地名大系 「須賀津村」の解説

須賀津村
すかづむら

[現在地名]桜川村須賀津

北須賀津きたすかづ村の西南に位置する。古くは霞ヶ浦入江に面していたため漁業が行われ、慶安三年(一六五〇)七月晦日付の霞浦四拾八津連判掟書(土浦市立図書館蔵)にある連判の小津頭には「須賀津村 三郎右衛門」の名がみえる。元禄五年(一六九二)四月一三日の霞ケ浦四十八津連判訴状案(舟串家文書)に「大久保弥五郎殿・伊勢勘右衛門殿 須賀津村次郎兵衛」とみえ、旗本の相給地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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