預主(読み)あずかりぬし

精選版 日本国語大辞典 「預主」の意味・読み・例文・類語

あずかり‐ぬし あづかり‥【預主】

〘名〙
※徳川時代民事慣例集‐動産・天保八年(1837)二月二三日「預金は右とも訳違素素預り主自用に融通可致筋に無候間、家質金滞に淮し日限済方申付」
浄瑠璃信州川中島合戦(1721)一「本人の行衛隠すは、相見(あいけん)にて落せしな、咎のもとは預り主」

あずけ‐ぬし あづけ‥【預主】

御湯殿上日記‐永祿八年(1565)一一月一六日「又ふけのはたはこと御まほりとを、ひろはし文にて申さるる。あつけぬしのつかゐちかいたるとて、いたされ候はす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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