預主(読み)あずかりぬし

精選版 日本国語大辞典 「預主」の意味・読み・例文・類語

あずかり‐ぬしあづかり‥【預主】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あずかりにん(預人)
    1. [初出の実例]「預金は右とも訳違素素預り主自用に融通可致筋に無候間、家質金滞に淮し日限済方申付」(出典:徳川時代民事慣例集‐動産・天保八年(1837)二月二三日)
  3. あずかりにん(預人)
    1. [初出の実例]「本人の行衛隠すは、相見(あいけん)にて落せしな、咎のもとは預り主」(出典:浄瑠璃信州川中島合戦(1721)一)

あずけ‐ぬしあづけ‥【預主】

  1. 〘 名詞 〙あずけにん(預人)
    1. [初出の実例]「又ふけのはたのはこと御まほりとを、ひろはし文にて申さるる。あつけぬしのつかゐちかいたるとて、いたされ候はす」(出典:御湯殿上日記‐永祿八年(1565)一一月一六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む