頑陋(読み)ガンロウ

デジタル大辞泉 「頑陋」の意味・読み・例文・類語

がん‐ろう〔グワン‐〕【頑×陋】

[名・形動]頑固で道理をわきまえないこと。かたくなで愚かなこと。また、そのさま。頑迷固陋がんめいころう。「保守的で頑陋な人」

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精選版 日本国語大辞典 「頑陋」の意味・読み・例文・類語

がん‐ろうグヮン‥【頑陋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 頑固で陋劣なこと。かたくなで道理をわきまえず、卑しいさま。
    1. [初出の実例]「莫嘲頑陋逍遙趣、低鷃不大鵬」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)七・月夜宿海浜〈藤原明衡〉)
    2. 「夫戎狄の頑陋なるは曾て兵権を知ることなし」(出典:万国公法(1868)〈西周訳〉三)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐曹襃伝〕

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普及版 字通 「頑陋」の読み・字形・画数・意味

【頑陋】がん(ぐわん)ろう

かたくなでいやしい。〔後漢書、曹褒伝〕且つ三(皇)五(帝)の驟、優劣軌を異にす。況んや予(われ)は頑陋、以て克く堪ふる無し。

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