共同通信ニュース用語解説 「領海と接続水域」の解説
領海と接続水域
領土や領空のように国の主権が及ぶ海域と、領海の外側で密輸や密入国を防ぐ目的で、通関や出入国管理など自国の法律を適用できる水域。国連海洋法条約は、領海を領土沿岸から12カイリ(約22キロ)以内と規定する。平和や秩序、安全を害さない限り、各国船舶は他国の領海内を自由に航行できる無害通航権を有するとされる。接続水域は、領海外側12カイリに設定が可能。沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張する中国は、日本の接続水域や領海への公船派遣を繰り返している。
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