デジタル大辞泉 「頸」の意味・読み・例文・類語 けい【頸】[漢字項目] [音]ケイ(漢) [訓]くび〈ケイ〉くび。「頸椎けいつい・頸部/刎頸ふんけい」〈くび〉「頸筋・頸輪/喉頸のどくび」[補説]「頚」は異体字。[名のり]つよし 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「頸」の読み・字形・画数・意味 頸16画 [字音] ケイ[字訓] くび[説文解字] [字形] 形声声符は(けい)。は織機のたて糸を張り立てた形。上下の径直の関係にあるものをいう。人体では頸や脛(すね)の状態がそれに近い。〔説文〕九上に「頭なり」とみえる。[訓義]1. くび、くびすじ、のどくび。2. もののくびすじにあたるところ、中央、上下を支えるところ。[古辞書の訓]〔和名抄〕頸 久比(くび)〔字鏡集〕頸 クビ・ヲク[語系]頸kieng、剄kyengは名詞・動詞の関係にある語であろう。脛hyeng、(茎)hengも声義が近い。頸はまた亢kang、項heongと声義近く、一系をなす語であろう。[熟語]頸囲▶・頸枷▶・頸鎧▶・頸筋▶・頸血▶・頸項▶・頸▶・頸尾▶・頸毛▶・頸領▶・頸▶・頸癧▶・頸聯▶[下接語]延頸・回頸・鶴頸・懸頸・交頸・縮頸・短頸・長頸・刎頸 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報