デジタル大辞泉 「頻並み」の意味・読み・例文・類語 しき‐なみ【▽頻並み】 [名・形動ナリ]絶え間なく続くこと。また、そのさま。たてつづけ。「西八条より使ひ―に有りければ」〈平家・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「頻並み」の意味・読み・例文・類語 しき‐なみ【頻波・重波・頻並】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) あとからあとから寄せてくる波。次々と起こる波。また、波が続いて寄せるように、あとからあとから続くさま。[初出の実例]「是の神風の伊勢の国は、則ち常世の浪の重浪(シキナミ)帰(よする)国なり」(出典:日本書紀(720)垂仁二五年三月(北野本室町時代訓))「しきなみにつどひたる車なれば、出づべきかたもなし」(出典:枕草子(10C終)三五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例