額綿(読み)ヒタイワタ

デジタル大辞泉 「額綿」の意味・読み・例文・類語

ひたい‐わた〔ひたひ‐〕【額綿】

綿帽子わたぼうし1

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「額綿」の意味・読み・例文・類語

ひたい‐わた ひたひ‥【額綿】

〘名〙
真綿を延ばし広げて作った帽子綿帽子被綿(かずきわた)
※俳諧・誹諧発句帳(1633)冬「雪や今朝そのまま檐の額綿〈照星〉」
② 江戸初期の歌舞伎で、月代(さかやき)をそった男優女形に扮する時、額を覆うのに用いた綿。

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