…被衣は野外を歩くとき,頭からすっぽりと小袖をかぶって顔を隠すために用いたもので,女子のみでなく男子も寒涼の際にはこの姿をして外出したが,綿帽子にも被衣と同様の意味が含まれている。ひたい綿,かつぎ綿,揚(あげ)帽子などの名があり,帽子の呼称は,かぶる状態が中世の男子の被り物烏帽子(えぼし)のように,練絹でつくられたものを折り曲げてかぶったことなどによる。近世になり女髷(おんなまげ)が結われるようになると,髷のちり除けとして,真綿を木型で伸ばし髷にかけて用いるようになり,嫁入りの際,文金高島田の髷と花嫁の顔も隠す形式に変化した。…
※「額綿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の9月中 (9月後半) のことで,太陽の黄経が 210°に達した日 (太陽暦の 10月 23日か 24日) に始り,立冬 (11月7日か8日) の前日までの約 15日...