額賀福志郎(読み)ぬかが ふくしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「額賀福志郎」の解説

額賀福志郎 ぬかが-ふくしろう

1944- 昭和後期-平成時代の政治家。
昭和19年1月11日生まれ。産経新聞社に入社し経済部・政治部記者。茨城県議をへて,昭和58年衆議院議員に初当選(当選11回,自民党)。内閣官房副長官などをへて,平成10年小渕内閣の防衛庁長官として初入閣するも防衛庁調達実施本部背任事件を理由に問責決議案が可決され辞任。12年には第2次森改造内閣の経済企画庁長官(13年内閣改編で経済財政政策担当相)・IT担当相もKSD事件の責任をとり辞任した。しかしその後,14年自民党幹事長代理,15年政調会長,17年2度目の防衛庁長官(第3次小泉改造内閣),財務相(安倍改造内閣,福田康夫内閣)と党務,内閣の要職歴任。21年津島雄二のあと平成研究会の会長に就任した。茨城県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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