顔を直す(読み)カオヲナオス

デジタル大辞泉 「顔を直す」の意味・読み・例文・類語

かおなお・す

汗などでくずれた化粧をし直す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顔を直す」の意味・読み・例文・類語

かお【顔】 を 直(なお)

① くずれた表情を直す。泣き顔をとりつくろう。
※藪の鶯(1888)〈三宅花圃〉四「やうやうに顔をなほし。『けふはいりませんヨ』」
② 顔の化粧をする。化粧くずれを直す。
浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)上「顔もなをし脇つめたらしつくりの長門印籠(ゐんらう)
③ 結婚して女性が眉を剃り落とす。顔が直る。
※浄瑠璃・大内裏大友真鳥(1725)道行「助八が前髪下(おろ)さし、其方(そなた)にも顔(カホ)(ナホ)さす祝言(しうげん)披露(ひろめ)と」

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